これは、かつて「AviSynthのぺーじ」として公開されていたものの "残骸" です。ここに記されている内容には、間違いが含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のドキュメントや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。私(にーやん)が管理人をつとめる AviSynth Wiki も利用してください。また、このページは、予告なしに削除される可能性もあります。

説明

warpsharpに付属しているavsfilter用定義ファイルパックのにーやん版。
(AviUtl および VirtualDub 用 Avisynth フィルターラッパー)

warpsharp付属のサンプル、およびminamina氏作avsf_packを参考に作成。

AviSynth内蔵フィルタ用が中心。一部、オリジナル関数用も含む。
((内蔵フィルタ・外部プラグインフィルタの一部も、実際には関数化して使用。))

AviSynth2.54, AviUtl98d, VirtualDubMod1.5.10.1で動作確認。

ダウンロード

Download (2004-06-05 更新)

入っている物

・内蔵フィルタ

(AviUtl/VirtualDub共)
AddBorders, Crop, CropBottom, LetterBox, Blur, Sharpen, ColorYUV, Levels, Limiter,
SpatialSoften, BilinearResize, BicubicResize, PointResize, LanczosResize,

(AviUtlのみ)
TemporalSoften

・外部プラグイン

Blockbuster, MSmooth

・オリジナル関数

FieldOperation(AviUtl用のみ)

・関数定義ファイル(内蔵フィルタとオリジナル関数の両方で使用)

avsf_func.avsi

・avsfilter定義ファイル作成用テンプレート

sample.auf.avs

・auf(vdf)コピー用バッチファイル

copy_auf(vdf).bat

・旧バージョン用定義ファイル(Oldフォルダ)

Crop(2.5.2まで), Levels(2.5.2まで), TemporalSoften(2.0.8まで)

使い方

(1)warpsharpに付属のavsfilter.dllをaviutl.exeと同じフォルダにコピーする。

(2)warpsharpに付属のavsfilter.aufを、この定義ファイルパックのAviUtlフォルダ内に
(copy_auf.batと同じフォルダに)コピーしてから、copy_auf.batをダブルクリックで
実行する。すると、*.aufが作成される。または手動で作成する。

(3)使用したいフィルタの*.aufと*.auf.avsをAviUtlのプラグインフォルダにコピー
(aviutl.exeと同じフォルダ。AviUtl98以降ならaviutl.exeの1つ下のPluginsでも可)

(4)avsf_func.avsiをAviSynthのプラグインディレクトリにコピーする。
(インストール時に変更していなければa "C:\Program Files\AviSynth 2.5\plugins\")

(5)AviUtlで設定する。

※VirtualDub(Mod)を使う場合は、上の文章のAviUtlをVirtualDub(Mod)に、
aufをvdfに置き換えて読んでください。

関数定義ファイル(avsf_func.avsi)について

内蔵フィルタの一部も関数化して使用いるため、設定時、およびエンコード時に
avsf_func.avsiが必要
となります。

プラグインフォルダにコピーしておけば、設定時、およびエンコード時に自動的に読み
込まれます。

avsf_func.avsiが別のディレクトリにある場合は、*.auf.avsの7行目を変更してから、
設定を行って下さい。またエンコード時には、手動で読み込んで下さい。
手動での読み込み例
Import("C:\avsf_func.avsi")

各フィルタに関する制限と注意

(AviUtl/VirtualDub共通)
・Blur:閾値は通常のx100で指定。ex) Blur(0.5) → 0.5x100=50。-1〜1.50まで。
・BicubicResize:b,cパラメータは、通常のx100倍で指定。ex) c=0.5 → 0.5x100=50
・Levels:gammaは通常のx10で指定。10でgamma=1に相当。
・Sharpen:閾値は通常のx100で指定。ex) Sharpen(-0.5) → -0.5x100=-50。-1.50〜1まで。
・Blockbuster:methodのblurとsharpは使用不可。

(AviUtlのみ)
・Crop:上下左右で指定。左右は2ピクセル単位でプレビュー変更。
・LetterBox:左右は2ピクセル単位でプレビュー変更。
・BilinearResize:幅は4ピクセル単位、高さは2ピクセル単位で変更可。
・BicubicResize:幅は4ピクセル単位、高さは2ピクセル単位で変更可。
b,cパラメータは、通常のx100倍で指定。ex) c=0.5 → 0.5x100=50
・PointResize:幅は4ピクセル単位、高さは2ピクセル単位で変更可。
・LanczosResize:幅は4ピクセル単位、高さは2ピクセル単位で変更可。

オリジナル関数について

FieldOperation(フィールド操作関数):

(説明)
フィールドオーダーの確認などに使用。

(パラメータ)
トップファースト:true/トップファースト, false/ボトムファースト
フィールドずらし:true/先頭フィールドを削除してフィールドオーダー変更, false/なし
フィールド入れ替え:true/SwapFields, false/なし
フィールド分離:true/SepareteFields, false/なし。(フィールドオーダーの確認に利用)

謝辞

warpsharpの作者さんとminaminaさんに感謝します。

最終更新日 2004年6月10日