これは、かつて「AviSynthのぺーじ」として公開されていたものの "残骸" です。ここに記されている内容には、間違いが含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のドキュメントや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。私(にーやん)が管理人をつとめる AviSynth Wiki も利用してください。また、このページは、予告なしに削除される可能性もあります。

ffvfwって何?

 AviSynth2.5.2をインストールしようとしたときに、「ffvfw(light)をインストールしますか?」といった内容のダイアログが出ます(AviSynth2.5.2のみ)。

 でもffvfwって何なのでしょう。AviSynthと一緒にインストールしてもいいものなのでしょうか?

 ffvfwは「XviDプロジェクトのVideo for Windows(VFW)コードをベースとし、圧縮用にffmpegのlibavcodecを使用している実験的なVFWコーデック(※)」です。

 (2004/07/20 追記)ffvfwは、ffdshowに統合されたようです。下記ffdshowのページの開発版(Development versions)で、ffvfwの機能を利用することができます。

・ffdshowhttp://ffdshow.sourceforge.net/tikiwiki/

・ffvfw公式ページ
http://cutka.szm.sk/ffvfw/

・ffvfw AVIS / ffvfw(full version)
http://cultact-server.novi.dk/kpo/avisynth/avs_cvs.html
※Experimental Video for Windows codec based on VFW code from XviD project (www.xvid.org) and using libavcodec from ffmpeg (ffmpeg.sf.net) for compression.(ffvfwのHPより)

ffvfwを使うメリット

Doom9's Forum - sh0dan氏の投稿より(拙訳):

ffvfwパッケージが与えるいくつかの特徴があります(この情報はおそらくどこか見つけられる場所に置かれるべきでしょう)。:

1.YV12を他の色空間へデコードします。これはVirtualDub(Mod)がYV12をプレビューウィンドウで表示するために必要となるものです。
2.すべてのアプリケーションでAviSynthスクリプトを開くことを可能にする完全な"フェイク"のAVIをつくり出します。
3.MPEG4データをデコードします。
4.エンコードします。

ad. 1) この特徴は直接にYV12をサポートしていない(ほとんどの)アプリケーションのために必要とされます。たとえばVirtualDubプレビューはデータがRGBであることを要求します - これがffvfwが役に立つ場面です。
ad. 2) これはパワフルな特徴です- ffvfwパッケージによってインストールされるmakeAVISアプリケーションを使います。基本的にそれが行うのはAVSファイルをAVIファイルの内側に包むことです。それによって、ファイルを開くのにVideo-For-Windowsインターフェイスをまったく使用しないアプリケーションにとって、AVSファイルは正当なAVIファイルのように見えるようになるのです。
ad. 3) これもまた大変パワフルです。もしコーデックの設定ダイアログを呼び出し、DivX3デコードを可能にするなら、これはffvfwによって取り扱われるでしょう。AVIファイルを開くとき、どのコーデックがあなたの素材をデコードしているかを見るためにVirtualDubのファイル情報をチェックしてみてください。ffvfwはYV12ソースを伝えることができます。つまりRGB32入力しか受け付けない問題は今や過去のことなのです!
ad. 4) エンコードについては、私たちの場合、特に興味はありません。

makeAVIS.exe

 makeAVIS.exeはffvfw付属のツールで、AVSファイルを疑似AVI("fake" AVI)化することができます。

 makeAVIS.exeにより作成された疑似AVIファイルは、AviSynthに対応していないアプリケーションでも開くことができます。

 このため、AviSynthに対応していないアプリケーションでAVSファイルを使用したいときに便利です(上記、ffvfwを使うメリットの2参照)。

 また、ffvfwがXviDをベースとしているため、RGB24、RGB32、YUY2のほか、YV12など様々なカラーフォーマットに対応しています。
makeAVIS.exeのスクリーンショット。

(簡単な使用手順)
 変換元のAVSファイルを選択。
→変換後のAVIファイルの名前と保存先を指定。
→その他、各種設定
→[Create]

ちょっとした体験談

 ffvfwをインストールした状態で、Ulaed DVD MovieWriter2の体験版をインストールしようとしたらエラーが出て失敗しました。他にもMedia StudioやVideo StudioなどUlead社製のアプリケーションとの相性が悪いみたいです。そのため、AviSynth2.5.2以降のCVSスナップショットでは、ffvfwは同梱されなくなったようです。

最終更新日 2004年7月20日