これは、かつて「AviSynthのぺーじ」として公開されていたものの "残骸" です。ここに記されている内容には、間違いが含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のドキュメントや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。私(にーやん)が管理人をつとめる AviSynth Wiki も利用してください。また、このページは、予告なしに削除される可能性もあります。

プラグインとAviSynthのバージョン

 基本的にAvisynth1.0/2.0(インターフェイス1)用のプラグインはAvisynth2.5(インターフェイス2)では読み込むことができません。逆に、Avisynth2.5用のプラグインはAvisynth1.0/2.0で使用することができません。

 このためプラグインを使う場合は、まず、そのプラグインがどちらのバージョン(インターフェイス)のAviSynthに対応しているのかを確認してください。

 ただし、次に紹介するLoadPluginExプラグインを使用すれば、異なるバージョンのプラグインも使用可能になります。

LoadPluginExプラグイン

 異なるバージョンのプラグインを使いたいときは、LoadPluginEx.dllを使います。

 LoadPluginExはwarpsharpプラグインと一緒に配布されていますので、以下のURLから入手してください。

・LoadPluginEx(warpsharpパッケージ)
 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/2382/

 次のようにLoadPluginEx.dllを使用したいプラグインよりも先に読み込めば(※)、異なるバージョンのプラグインも使用可能になります。

※LoadPluginExプラグインをオートローディングで読み込んだ場合もOKです(次の欄参照)。
[LoadPluginExの使用例]
LoadPlugin("パス\LoadPluginEx.dll")
LoadPlugin("パス\DustV5.dll") #使用したいプラグイン
パスは環境に合わせて変更してください。
 ただし、Avisynth1.0/2.0環境でAvisynth2.5用のプラグインを使う場合、YV12モードは使用できません。

デフォルトのプラグインディレクトリを使用する場合(AviSynth2.0.6以降)

 LoadPluginExプラグインと使用したいプラグインをデフォルトのプラグインディレクトリにインストールしていれば、LoadPluginExの読み込みは必要ありません。
[LoadPluginExと使用したいプラグインがデフォルトのプラグインディレクトリにある場合の例]
LoadPlugin("C:\Program Files\AviSynth 2.5\plugins\DustV5.dll") #使用したいプラグイン
プラグインディレクトリはインストール時の設定により異なります。

LoadPluginEx.dll使用時の注意
 warpsharp.dllとLoadPluginEx.dllをデフォルトのプラグインフォルダ(Avisynth2.5の場合C:\Program Files\Avisynth 2.5\plugins\)に置くと、VirtualDubなどのソフトが強制終了してしまうという問題が報告されていました。

 ただし、この問題については2003年11月3日版で対処された模様です。

 ちなみに、それ以前のバージョンでも、warpsharp.dllとLoadPluginEx.dllを他のフォルダに置いて手動で読み込むことで回避することができます。
最終更新日 2003年11月23日