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Subtitle フィルタにとって -1 は魔法の値

Subtitle フィルタで x と/または y の値を -1 に設定すると自動的に中央揃えされるという話。少し古いネタですが、整理していたら出てきたのでメモ。

IanB 氏曰く、この -1 は「魔法の値」だそうです。

What is causing a glitch at frame 294 in my script? - Doom9's Forum

Originally Posted by documentation

... The parameters x and y can be set to -1 to automatically calculate and use the horizontal or vertical center coordinate.

Ahhhgggg magic values

このことは Subtitle フィルタのマニュアルにも書かれていますし、Subtitle 単独で使用する場合にはすぐに気づくと思います。ただし、Subtitle を Animate などと組み合わせて使用する際には、意図せず x と/または y に -1 が入ってしまうケースもあるかと思います(逆に偶然 -1 が入らないケースもあるでしょう)。

BlankClip(5, 320, 240)
Animate(0, 4, "Subtitle", "'-1' is a magic value.",2,-1, "'-1' is a magic value.",-2,-1)

このスクリプトを VirtualDub や AvsP を使ってコマ送りしてみてください(5 フレームしかないので、再生すると一瞬で終わってしまいます)。ちょうど x の値が -1 になるフレーム 3 で、テキストが急に中央に移動します。y の値は -1 で固定させていますので、そちらでも -1 がどういう働きをするかを確認できると思います。

対処法

いくつか対処法が考えられます。

  • メッセージの頭にスペースを付け足して、-1 よりも大きい値をスキップし、直接 -2 から開始する(What is causing a glitch at frame 294 in my script? - Doom9's Forum より IanB 氏のアイデア)
  • ラッパー関数を用意して、x または y が -1 の場合は、0 または -2 にする(完全な解決にはなりませんが、簡単な次善の策として)。
  • Animate ではなく、Overlay と ConditionalReader の組み合わせにする(ConditionalReader で ol_x_offset/ol_y_offset を定義して移動させる)。
  • 絶対に -1 にならないようにする(例えば、大きめのクリップを用意して最小値が -1 より大きくなるようにし、あとでいらない部分を Crop する、など)。

対処例

2 番目のラッパー関数を使う方法を示します。

まず次のような関数を用意します。

# 簡単な Wrapper 関数の例
function SubtitleWrapperTest(clip input, string moji, int x, int y) {
    # x が -1 なら 0 に設定、それ以外ならそのまま
    x = (x == -1) ? 0 : x # 0 でなく -2 にしてもよい
    # y が -1 なら 0 に設定、それ以外ならそのまま
    y = (y == -1) ? 0 : y # 0 でなく -2 にしてもよい

    # 新しい x と y を Subtitle の引数に指定
    output = input.Subtitle(moji, x, y)

    # output 返す
    return output
}

ここでは簡略化のために size や font などの設定は省略しています。よって、このままでは実用的ではありません。Animate との併用時にはフォントなどは固定でしょうから、関数の中でデフォルト値を設定してしまってもいいでしょう。

BlankClip(5, 320, 240)
Animate(0, 4, "SubtitleWrapperTest", "'-1' is a magic value.",2,-1, "'-1' is a magic value.",-2,-1)

Subtitle の代わりに用意した関数を指定します。コマ送りしてみると、フレーム 3 で少し停止したような印象を受けるかもしれません。しかし、中央揃えされるよりはいいでしょう。

これはあくまでも回避策ですので、他の方法も試してみてください。ちなみに mojimoji 関数: テキストの移動と拡大縮小の mojimoji ではこのラッパー関数を利用する方法を、mojimojiOvr では 3 番目の Overlay と ConditionalReader を併用する方法を使っています。

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ラッパー関数について

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