動画共有サイトを試してみた(3): zoome で再エンコードされないようにしてみる
zoome では、ある一定の条件を満たす動画であれば、再エンコードなしで公開することが可能です。
zoome動画: zoome動画の画質向上(「H.264/HE-AAC」での配信開始)のお知らせ - zoomeインフォメーション
▼再エンコードしない条件
- 映像コーデックがH.264。
- 映像ビットレートが1.5Mbps以下。(ビットレート数値はVBRで前後する可能性があるので、低めの設定をお勧めします)
- 音声コーデックがAACもしくはHE-AAC。
動画のアスペクト比が4:3。(2008年5月23日修正)- ファイルサイズが200Mbyte以下。
「上記の範囲内であれば、640x480などのプレーヤーの表示サイズを超える解像度の動画も公開可能」とのこと(ZOOMEのよく聞かれる質問にも同じ内容の回答が載せられている)。
ところが、動画共有サイトを試してみた(1): 雑感でアップした動画は、どうやら再エンコードされてしまったようです(高画質(H.264)用の動画を作成中だから標準画質で見てね、的なメッセージが出たので)。原因は、次のいずれかだと考えられます:
- 映像ビットレートが一時的に 1.5Mbps を超えた。
- 音声がない(x264(CLI)で出力しただけの mp4 ファイル)。
- 画像の幅と高さの比率は 4:3(512x384)だったが、--sar 1:1 と指定した。
- フレームレートが 8 fps。
そんなに激しい動きのある映像でもないので、1 は可能性が低そうです。一番怪しそうなのは 2。とりあえず、いくつかの条件を変更して作成したものをアップロードしてみることにしました。
結論から先に言いますと、やはり 2 番目の音声がないのが原因だったようです。x264 でエンコードした *.264 ファイルと NeroAACEnc でエンコードした AAC ファイルを MP4Box で par 1:1 を指定して MP4 コンテナに格納。こうやって作成した MP4 ファイルは、すぐに高画質(H264)モードで再生されました(よって、たぶん再エンコードはされていないと思われます)。
ほかに映像だけを MP4Box で MP4 に格納したファイルもアップロードしてみましたが、こちらは再エンコードされてしまいました。なので、今回のケースでは、音声の有無が影響していたものと思われます。まあ「音声コーデックがAACもしくはHE-AAC」と書かれているわけですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが……。
ちなみに再エンコードされなかったとおぼしき動画がこちらです。オリジナルのサイズは 512x384 ですが、プレーヤーのサイズは 450x360 にしてあります。
さらに 640x480 で作成しアップしたバージョンがこちら(プレーヤーのサイズは 450x360)。上の動画とはリサイズの有無やエンコード設定などが異なるので単純に比較することはできませんが、今後公開するときは 640x480 にしようかなと思います。
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2008-05-23 追記: zoome動画: 本日の機能改善 - zoomeインフォメーション によると、再エンコードしない条件に「動画のアスペクト比が4:3」が含まれなくなったということです。
動画共有サイトを試してみた(2): プレイヤーのサイズを変更してみる
「動画共有サイトを試してみた(1): 雑感」では、動画共有サイトのうち、Yahoo!ビデオキャスト、eyeVio、zoome の 3 つを試してみました。ただ、デフォルトの再生プレイヤーはサイズが小さくてスクリプトの文字が認識しづらい気がしたので、少し大きめのサイズで試してみました。
今回は、とりあえず使う可能性が高そうな zoome のみを対象にしています。Yahoo!ビデオキャストや eyeVio についても同様の方法でプレーヤーのサイズを変更することが可能です。
プレーヤーの大きさの変更方法
変更前
<script type="text/javascript" src="http://www.zoome.jp/swfwrite?param={動画のID}&width=360&height=288"></script>
貼り付け用のコードはこんな感じです。このうち width と height の値(366 と 288)を変更すれば、プレイヤーのサイズも変更されます。たとえば 450x360 にしたい場合は、以下のように変更します。
変更後(例)
<script type="text/javascript" src="http://www.zoome.jp/swfwrite?param={動画のID}&width=450&height=360"></script>
このとき、幅:高さが 5:4 になるようにしないと、プレーヤーのレイアウトが崩れる可能性があるそうです。詳しくは、zoome動画: 本日の機能改善 - zoomeインフォメーションを参照。
動画
デフォルト(360x288)
デフォルトのサイズは 360x288 です。Yahoo!ビデオキャストや eyeVio に比べると、少し小さくて動画内のスクリプトが認識しづらいように見えます。ちなみにオリジナル(アップロード前)の動画のサイズは、512x384 です(たぶん再エンコードされています)。
変更後(450x360)
zoome 内の日記と同じサイズ(?)の 450x360 にしてみました。あまり大きくしすぎるとブログのレイアウトが崩れるそうなので、この程度にとどめました。上に比べると、小さい文字も認識しやすくなった気がします。
まとめ
容量の制限なども考えて、とりあえず zoome をメインに使ってみようかなと思っています。プレーヤーのサイズを変更すれば見やすくなりますし、再エンコードなしでアップロードできるそうなので画質の向上も期待できるでしょう。
ただ、他のサイトにもそれぞれ長所があるので、最終的には、場合によって使い分けることになるかもしれません。
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動画共有サイトを試してみた(1): 雑感
ブログや Wiki に動画を貼り付けてみたくなったので、いくつかの動画共有サイトを試してみました。
まず、クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスを設定できるという条件で絞り込みました。
他にもあるかもしれませんが、とりあえずこの中から自分好みのサイトを探します。
一番下の zoome は、今のところ CC を設定できる機能はないみたいですが、CC の思想を反映する方向に規約が改定されており、また本文に明記すればそちらが優先されるようです(動画共有SNS"zoome" ~ 投稿の著作権について - クリプトン公認!初音ミク、鏡音リンレン作品投稿サイト『TDKI』とか動画共有SNS"zoome" ~ zoomeご利用規約の改訂のお知らせ - クリプトン公認!初音ミク、鏡音リンレン作品投稿サイト『TDKI』あたりを参照)。というわけで、候補に入れました。
実際に試したのは、Yahoo!ビデオキャスト、eyeVio、zoome の 3 つです。以下に、それぞれのサイトにアップロードした動画を貼っておきます(プレイヤーのサイズは、全部デフォルトのままにしてあります)。簡単なメモも添えてありますが、実際に見て比較してもらうのがいいかと思われます。
なお、オリジナルの動画は、x264(CLI)でエンコードした MP4 ファイル(512x384。音声なし。8fps。295 KB)です。動画の内容やフィルタの設定、エンコード時の設定等によってアップロード後の画質や印象も違ってくるかもしれません。下の動画は、あくまでも参考程度に考えて下さい。
Yahoo!ビデオキャスト
※Yahoo!ビデオキャスト終了にともない、動画の貼り付けを削除しました。
- アップロードできる動画の総容量は計 500MB まで(オリジナルのサイズではなく、アップロード後に変換された動画のサイズで計算される)。
- アップロード後の動画のサイズが 906 KB になった(オリジナルは 295 KB)。
- 今回試した 3 つのサイトの中で、バッファリングは一番速い(安定している)ように感じた。
- 貼り付け用のコードは object タグ。
- 貼り付け用のプレーヤーは、デフォルトでは 425x350。width と height の値を変更することで、プレイヤーのサイズは変更可能(参考: Yahoo!ビデオキャスト)。
eyeVio
動画のページ: eyeVio: AvsPマクロで複数行文字列をSubtitle用に変換(MP4版)
- ランキングの動画を見ると企業色が強いように感じられた。
- 私の環境では、サイト全体がやや重い印象を受けた。
- アップロード時に高画質と標準画質を選択可能。
- 公開者が設定すれば、PSP、WALKMAN、携帯電話、mylo、iPod へダウンロードできる。ただし、ブラウザにプラグインをインストールする必要があり。ダウンロードできる機種にも制限あり(ウォークマンは NW-A910/A800・NW-S710F/S610F シリーズのみ、携帯電話は au の W44S、W52S のみ、など(2008-03-10 現在))。
- 動画の右下にクリエイティブコモンズのロゴが入る(ライセンス付与時のみ)。
- 貼り付け用のコードは iframe タグ。
- 貼り付け用プレイヤーは、大(400x330)・中(300x248)・小(200x165)の 3 つのサイズから選べる(今回は一番大きいサイズに設定してあります)。一応、リサイズ可能らしい(参考: eyeVio: ニュース 「埋め込みプレイヤーがリサイズ可能に!」)
AVI 版
動画のページ: eyeVio: AvsPマクロで複数行文字列をSubtitle用に変換(AVI版)
- MP4 だと格子状のノイズが入るので、ためしに AVI をアップしてみた。とくに格子状のノイズは見られないようだ。
zoome
動画のページ: zoome動画: AvsPマクロで複数行文字列をSubtitle用に変換 - niiyan X zoome
- SNS 機能(日記やサークル)が充実しているという印象。
- 一定の基準を満たせば、H.264 動画が再エンコードされないらしい。ただし、上の動画が再エンコードされていないかどうかは不明。
- 貼り付け用のコードは JavaScript。
- 貼り付け用プレイヤーのデフォルトは 360x288。width と height を変更することでプレーヤーのサイズを変更可能(ただし width:height = 5:4 でないとデザインが崩れるかもしれないとのこと。参考: zoome動画: 本日の機能改善 - zoomeインフォメーション)。
まとめ
- Yahoo!ビデオキャスト: 将来的には容量制限が問題になってくるかもしれない。英語サイトで使うことも考えているので、プレイヤーに日本語のテキストが含まれているのはマイナス(日本語サイトなら逆に親切だろうけれど)。
- eyeVio: サイトの使い勝手なども含めて、比較的ストレスを感じることが多かった。せっかく用意されるダウンロード用の動画も制限が多いのが気になった。CC のロゴが入るのはわかりやすいが、人によっては気になるかもしれない。
- zoome: 動画内のテキストの内容もある程度判別できるようにしたいので、zoome を使うならプレイヤーのサイズを変更した方がいいかもしれない(高画質が活かされていない?)。SNS やテロップなど多機能だが、今のところシンプルなものを求めているので、そのあたりをどう考えるか。
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複数行の文字列を Subtitle フィルタ形式に変換する AvsP 用マクロ
前回、JavaScript を使って複数行の文字列を Subtitle フィルタ形式に変換するページを紹介しました。後になって AvsP のマクロを使っても変換できるのではないかと気づいたので、試しに作ってみました。AvsP ユーザーなら、こちらの方が便利かもしれません。
複数行の文字列をSubtitle フィルタ向けの 1 行文字列に変換する AvsP マクロ(ZIP 形式。404 バイト)
まず以下の手順でインストールします:
- ダウンロードしたファイルを解凍。
- 1 で生成されたフォルダの中にある convert2multiline.py を AvsP の macros フォルダにコピー。
AvsP を(再)起動すると「マクロ(Macros)」メニューに convert2multiline という項目が追加されていると思います。複数行の文字列を選択した状態でマクロを実行すると、Subtitle で利用可能な形式に変換された文字列に置換されます。
下に手順を解説した動画を貼っておきますので、そちらも参考にしてください。
動画による解説
動画のページ: zoome動画: AvsPマクロで複数行文字列をSubtitle用に変換 - niiyan X zoome
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複数行の文字列を Subtitle フィルタ形式に変換する JavaScript
Project N: 025 - Subtitle フィルタの複数行サポート(AviSynth v2.57 以降)で、AviSynth 2.5.7 から Subtitle で複数行の文字列がサポートされたことは紹介しましたが。しかし行数が増えると、一々 \n を書くのが面倒に感じられます。そこで、JavaScript (jQuery)を使ってブラウザ上で簡単に変換できるページを作成しました(動作には、ブラウザの設定で JavaScript を有効にする必要があります)。
複数行の文字列をSubtitle フィルタ向けの 1 行文字列に変換する
「変換前の文字列」欄に複数行の文字列を入力して「変換」ボタンをクリックすると、「変換済みの文字列」欄に Subtitle で利用可能な形式に変換された文字列が表示されます。あとは、それをコピペして使ってください。
【2008-03-10 追記】
AvsP マクロ版を公開しました。複数行の文字列を Subtitle フィルタ形式に変換する AvsP 用マクロを参照してください。



