これは、かつて「AviSynthのぺーじ」として公開されていたものの "残骸" です。ここに記されている内容には、間違いが含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のドキュメントや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。私(にーやん)が管理人をつとめる AviSynth Wiki も利用してください。また、このページは、予告なしに削除される可能性もあります。

avsinp.aui

 AviUtl本体はAviSynthに対応していないため、初期の状態ではAviSynthスクリプト(AVSファイル)を開くことができません。しかし、avsinp.aui(AviSynth入力プラグイン)を使うことで、AviSynthスクリプトを開くことができるようになります。

 avsinp.auiはwarpsharpプラグインと一緒に配布されています。以下のURLから入手して、aviutl.exeと同じフォルダ(AviUtl98以降の場合、Pluginsフォルダでも可)にコピーしてください。
・avsinp.aui
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/2382/
 これでAviUtlの次回起動時から、入力ソースとしてAVSファイルが選択できるようになります。

 ※YUY2対応。

ReadAVS.dll

 ReadAVS.dllを使えば、AviUtlだけでなくTMPGEncなどVFAPIに対応したソフトでAVSファイルを開くことができるようになります。ただし、RGB(24)入力のみ対応となります。

 また、avsinp.auiとReadAVS.dllの両方をインストールした場合、どちらを使ってAVSファイルを読み込むのかをAviUtlの「入力プラグインの優先順位」で設定してやる必要があります。

 ReadAVS.dllは、次のページからダウンロードできます。
・Ben Rudiak-Gould's氏のミラーサイト(TMPGEnc0.11eの欄から)
http://neuron2.net/www.math.berkeley.edu/benrg/avisynth-apps.html

・AviSynth Filter Collection(~:~ Other stuff ~:~から)
http://www.avisynth.org/warpenterprises/
 インストール方法は次の通りです。

1. ZIPファイルを解凍します。
2. ReadAVS.dllをTMPGEnc.exeのフォルダにコピーします。
3. ReadAVS.regを編集します。[右クリック]->[編集]でメモ帳が起動しますので、次の赤くマークされた部分をあなたの環境に合わせて書き換えてください。※\は2つ必要。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\VFPlugin]
"Avisynth"="D:\\TMPGEnc\\ReadAVS.dll"
4. 書き換えが終了したら(上書き)保存し、ReadAVS.regをダブルクリックしてください。レジストリに情報が書き込まれます。
5. 次回起動時からAviUtlやTMPGEncなどVFAPIに対応したソフトでAVSファイルを開くことができるようになります。

 ※RGB24のみ。

VFAPI Reader Codec

 VFAPI Reader Codec付属の変換ツールを使って、VFAPI Reader Codec形式の参照AVIファイルを作成します。

 これによって作成されたAVIファイルは、VFAPIに対応していないアプリケーションでも開くことができます(Video For Windowsに対応している必要あり)。
・VFAPI Reader Codec(Hori Homepage)
http://www.yks.ne.jp/~hori/
 ただし、AVSファイルをVFAPIReaderCodec付属の変換ツールで扱えるようにするためには、ReadAVS.dllがインストールされている必要があります(上記、ReadAVS.dllを参照のこと)。

 VFAPIの仕様により、参照AVIファイルの色空間はRGBのみです。

makeAVIS.exe

 ffvfw付属のmakeAVIS.exeを使って、疑似AVIファイルを作成することができます。詳しくはffvfwについてを参照。

 ※RGB24/RGB32/YUY2/YV12ほか。

最終更新日 2004年2月13日