プリセットとは、あらかじめ設定されているパラメータのサンプルのことです。
たとえば、Vlad59氏作のConvolution3Dフィルタ(プラグイン)には、movieHQ、movieLQなど6つのプリセットが用意されています。
Convolution3Dフィルタでプリセットを指定するには、次のように記述します(movieHQの場合)。
たとえば、Vlad59氏作のConvolution3Dフィルタ(プラグイン)には、movieHQ、movieLQなど6つのプリセットが用意されています。
Convolution3Dフィルタでプリセットを指定するには、次のように記述します(movieHQの場合)。
Convolution3D(preset="movieHQ") |
これは、次のように個別にパラメータを指定した時と、まったく同じになります。
Convolution3D(0, 3, 4, 3, 4, 2.8, 0) |
Convolution3Dフィルタには、matrix, ythresh, cthresh, t_ythresh, t_cthresh, influence, debugの計7つの引数があるのですが、プリセットでは、各プリセットごとに、あらかじめ値が割り振られているため、これを一々調整する必要がありません。
このように、プリセットを利用すれば、細かいパラメータ設定を行わなくても、簡単にフィルタを実行することができます。
ところで、すべてのフィルタに、このようなプリセットが用意されているわけではありません。
しかし関数を利用すれば、自分なりのプリセットを設定することができます。
このように、プリセットを利用すれば、細かいパラメータ設定を行わなくても、簡単にフィルタを実行することができます。
ところで、すべてのフィルタに、このようなプリセットが用意されているわけではありません。
しかし関数を利用すれば、自分なりのプリセットを設定することができます。
では、実際にプリセットを持つ関数を作ってみましょう。
今回は、プリセットの設定に便利な、stickboy氏作のSelectByStringプラグインを使って関数を作成します。
SelectByStringプラグインは、以下のURLから入手できます。
今回は、プリセットの設定に便利な、stickboy氏作のSelectByStringプラグインを使って関数を作成します。
SelectByStringプラグインは、以下のURLから入手できます。
・SelectByString →http://www.avisynth.org/stickboy/ |
SelectByStringの書式は、次の通りです。
# 書式 SelectByString(string s, string key1, value1 [, string key2, value2 [, ...]] [, "else"]) |
||||||
# 引数
|
KeyN(Nは数字)にプリセット名を、ValueNにKeyNに対応したパラメータ設定を指定します。
そして、sとKeyNが一致した場合に、ValueNを返すという仕組みになっています。
・・・と説明しても、(説明している本人も)何だかよくわからないので、付属の説明書を参考に、実際に関数を作っていくことにします。また、以下のページにも、SelectByStringの使用例が多数掲載されているので、参考にしましょう。
そして、sとKeyNが一致した場合に、ValueNを返すという仕組みになっています。
・・・と説明しても、(説明している本人も)何だかよくわからないので、付属の説明書を参考に、実際に関数を作っていくことにします。また、以下のページにも、SelectByStringの使用例が多数掲載されているので、参考にしましょう。
・Wrapper Function →http://www.avisynth.org/Wrapper |
といったところで、また次回。
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