これは、かつて「AviSynthのぺーじ」として公開されていたものの "残骸" です。ここに記されている内容には、間違いが含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のドキュメントや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。私(にーやん)が管理人をつとめる AviSynth Wiki も利用してください。また、このページは、予告なしに削除される可能性もあります。

ビデオクリップを連結する方法

 次の3通りの方法でビデオクリップを連結することが可能です。
# 例1:+で連結
AviSource("source00.avi") + AviSource("source01.avi")

# 例2:,で連結
AviSource("source00.avi", "source01.avi")

# 例3:UnalignedSpliceで連結
UnalignedSplice(AviSource("source00.avi"), AviSource("source01.avi"))
 連番ファイルを自動的に読み込んで結合したいときは、次の「連番ファイルを読み込む方法」を参照のこと。

連番ファイルを読み込む方法

 SegmentedAviSourceSegmentedDirectShowSourceを使えば、100個までの連番ファイル(例:00.aviから99.aviまで)を読み込むことができます。
SegmentedAviSource(string base_filename [, ... ], bool audio, string pixel_type)
SegmentedDirectShowSource(string base_filename [,... ] [, int fps])
http://www.avisynth.org/index.php?page=SegmentedAviSource
 手動でビデオクリップを結合したいときは、前の「ビデオクリップを連結する方法」を参照のこと。

DeDotでクロスカラー除去を行わない方法

 DeDotとDeCrossを併用するときに、DeDotのクロスカラー除去を使いたくない(DeDotのドット妨害低減のみを使いたい)人向け。
434 名前:名無しさん@編集中[sage] 投稿日:03/12/30 02:21
>>417,420,422

ChromaT1 を 0 にしただけではまれにブレンドする可能性があります
ChromaT2 を 255 にすれば完全にオリジナルの色が使われます
(どちらにせよ、計算はします)

ドット除去だけ使うなら
DeDot(*, *, 0, 255)
としましょう
[ネタ元] 2ちゃんねるDTV板Avisynthスレの434さん。

外部ファイルのインポート

 ユーザー定義関数やVirtualDub用フィルタの定義ファイルなどの外部ファイルをスクリプトにインポートして使用することができます。外部ファイルのインポートにはImportフィルタを使用します。
Import("パス\ファイル名")
 また、外部ファイルの拡張子を*.avsiにして、デフォルトのプラグインディレクトリに入れておくと、オートローディング機能により自動的にインポートされます(AviSynth2.0.8/2.5.0以降)。

 なお、デフォルトのプラグインディレクトリは、インストール時にAviSynthのインストール先を変更していなければ「C:\Program Files\AviSynth 2.5\plugins」(AviSynth2.5の場合)になります。

AviSynthに対応していないソフトでAVSファイルを開く方法

 次のツールやプラグインを使用することで、AviSynthに対応していないアプリケーションでも、AVSファイルを開くことができるようになります。
(1)avsinp.aui(AviUtlのみ)
(2)ReadAVS.dll(VFAPI対応ソフトのみ)
(3)ReadAVS.dll + VFAPIReaderCodec
(4)makeAVIS.exe
 (1)(2)(3)AviUtlでAviSynthスクリプトを開く方法を、(4)ffvfwについてを参照のこと。

同じ名前の関数(フィルタ)をもつ複数のプラグインを使い分ける方法

 AviSynth2.5.5から「DLLNAME_function(プラグイン名_関数名)」という記述法がサポートされました。

 これにより、同じ名前の関数(フィルタ)を内蔵するプラグインがあった場合に、どのプラグインからその関数を呼び出すかを指定することができるようになりました。

 たとえば、MPEG2DEC.dll、MPEG2DEC2.dll、MPEG2Dec3.dll、MPEG2Dec3dg.dllは、MPEG-2ソースの読み込みに「MPEG2Source()」という同じ名前の関数(フィルタ)を使います。

 これまでは、これらのプラグインのうちの2つ以上を読み込んだ場合に、プラグインが競合する恐れがありました。しかし、AviSynth2.5.5からは次のように記述することで、これを回避することができます。
# 例1MPEG2DEC.dllのMPEG2Sourceを使う
MPEG2DEC_MPEG2Source("Source.d2v")

# 例2MPEG2Dec3dg.dllのMPEG2Sourceを使う
MPEG2Dec3dg_MPEG2Source("Source.d2v")
 ただし、この方法は、AviSynth2.5.5以降の環境で、オートローディング使用時のみ利用可能です。

最終更新日 2004年5月22日